幸福とは...? 終戦記念日に考える

このコロナ禍において、人知れず精神的に追い込まれているひとは少なくないだろう。 いや、コロナ禍じゃなくても。 現代は人間関係だ仕事だと、なんらかの悩みに溢れたストレス社会だって言われ続けてきたじゃないか。 技術が進歩して、ただ生命を維持するこ…

責任という束縛

歳をとるにつれて、いろんなことを任せていただく機会が増える。それは、成長や評価の裏返しであり、他者に便益を与えられる喜びをもたらしてくれる。人との繋がりがいかに大切かという認識は、コロナ禍が我々にもたらした最も貴重な概念であろう。心が栄養…

If you want to be happy, be.

表題はトルストイの名言らしい。 口を開けて餌が放り込まれるのを待ち続ける。そんな人々の愚かさをバッサリと切り捨てるようなひとことである。 我々は、ついつい自分に降りかかるあれこれを何かと他人のせいにしがちだ。 夢がかなわないのは金やコネがない…

「舌を肥やすな、飯がまずくなる」

足るを知る、さらば富む。 人間が抱く悩みの大半は、人間関係に起因するらしい。確かに、現代日本では生存権が保障されていて、人権も尊重されてるし、治安も良くて、大概の病気は治してもらえる。我々は先人に比べれば今日いちにちを生き延びるためにそれほ…

生まれてきたのは何のため?

なんのためにうまれて なにをしてよろこぶ? わからないままおわる そんなのは嫌だ! 生きる目的――それは狩猟採集に励んでいたころの人類にとっては極めて明瞭だったろう。しかし、学問、経済、医療などあらゆる水準がかつてないほどに進歩し、治安も申し分…

世界に働きかけよう! 「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んで

「勉強」ってどんなものだろう? 教科書とノートを机に広げ、教師の話を書き取る。 テスト前になってようやく己の無知を自覚し、慌て、一夜漬けで滑り込む。 昔習ったことなんて、目下の課題と対応していない限り全然思い出せないし思い出す気もない。 そん…

方向音痴のグライダー  ――未来への産声――

オギャア、オギャア―― 母体から産み落ちる赤子。編隊に迷い込むグライダー。 どうやら重度の近視になって、羽ばたき方さえ忘れてしまったところでとんでもない自由を与えられてしまったらしい。 なぜだろう? . . . . . . . 思うに、それはいかにも坊やだか…